可児口腔保健協議会は、歯科的健康増進を達成するため、可児歯科医師会と可児市・御嵩町が、緊密な連携を保ち、口腔疾患の予防対策を総合的、効果的に推進し、もって地域住民の歯科的保健及び福祉の向上に寄与することを目的に設立されました。
8020表彰および口腔保健講演会を年に1回行っています。
可児口腔保健協議会では、毎年1月の口腔保健講演会の席で、可児市・御嵩町在住で満80歳以上で、自分の歯を20本以上お持ちで健康な方を表彰しています。審査については、かかりつけの歯科医院で、お問い合わせ下さい。
生涯を通じて自分の歯で噛むことができるのは理想です。
しかし、現実には年齢が高くなるほど、むし歯や歯周病で自分の歯が残り少なくなってしまいます。
「8020(ハチマルニイマル)運動」という言葉をご存じですか?
80(ハチマル)は80歳という年齢を、20(ニイマル)は残っている自分の歯の本数を表します。親知らず(智歯)を除く28本のうち、20本以上の自分の歯があれば、ほとんどの食べ物を噛みくだくことができ、おいしく食べられるといわれています。これは厚生労働省と日本歯科医師会が提唱している、「80歳で20本の自分の歯を残し、なんでもよく噛める快適な状態に保とう」という運動です。
高齢社会を迎えた今日、生涯健康で明るく快適に過ごすためには、歯周病等によって歯を失うことは、物が食べにくくなり、会話が不明瞭になるなど大きな影響を与えるといわれています。
歯科医師・歯科衛生士を対象とした、高齢者の「食べる力」に対応できるプロをめざす研修会です。(全9回)
公立能登総合病院 歯科口腔外科
金沢大学大学院医薬保健学総合研究科外科系医学領域 顎顔面口腔外科学分野
長谷 剛志 先生
今後の活動予定、過去の活動内容についてはお知らせページをご覧ください。